音楽

2009年5月 9日 (土)

『手紙』 樋口了一

090509200829 2009年5月4日
樋口了一さんが
レイクタウンにミニライブ来ることは
偶然ネットで知りました。
樋口了一さんと言えば
「水曜どうでしょう」のエンディング曲で
有名な方です!
私もCDを持っていて
その歌唱力のセンスに密かにファンでした。
もちろん『1/6の夢旅人2002』は最高に素晴らしい曲ですが
私が最も好きなのは『words of life』です。
言葉の素晴らしさ、
言葉の持つ力をあらためて感じさせてくれますconfident

GWの真っ只中、レイクタウンはとても混んでいました。
ライブ2時間前に会場に着くと
ファンの方が数人席取りしているだけでしたが
リハーサルの頃にはたくさんの人が
木の広場に集まっていました。
リハで初めて本人を拝見して、
その歌を直に聴くことが出来ました。
始め抑えた声のトーンでしたが
次第に前のポジションを意識しながら
支えを降ろして発声していました。
途中に挟まれるリハを見学している人への話し掛けも
優しい声です(*゚ー゚*)

ライブ本番になると
声に威力が増して
引き込まれるように聴き入ってしまいました。
今回メインにしていた『手紙』は
TVで取り上げられていた番組で知りました。
トータルで8分以上という大曲ですが
圧倒的な集中力と
絶妙な声の配分で歌われていました。
音楽の持つ力をよくわかっているんですね
その詩の内容に世間では注目が集まっていますが
私は詩よりもサウンドが持つ深い響きとその底に流れる優しさ
何より歌い手の人間性が
詩が持つ世界の幅を広げていると感じました。
詩が表現している以上の世界に入り込んで
涙が止まらなかったですweep
私の中で同じ世界観の尾崎喜八の詩とリンクしていました。


『夏野の花』 尾崎喜八

神の大きな園のなかで
枯れる喜びを知る花に悔いは無い。
ひかりかがやく生の満湓に咲ききって、
人知らぬまにひとりの運命を成就する。

惜しまれることを期待もせず、
思い出される明日(あす)を願いもしない。
生きる喜びを大空のもとに満喫した身が
今はた浅いなんのなさけを求めようぞ。

すでに咲き消えた野薔薇 野あやめ うつぼぐさ、
しかし神の花ぞのはきょうも多彩だ。
涼しい夕べを待宵草の黄の群衆、
深遠な正午を昼顔の花の紅(あか)いさかずき。

はやくも秋めく青い木(こ)の間(ま)を
ふと白樺のわくらばは横ぎるが、
晴れやかな無常の波にうつろいながら
無垢の面輪(おもわ)を夏野にうかべる花の泡よ。


『手紙』も『夏野の花』にも根底には同じ世界観があるように感じました。
素晴らしい歌を聴くことが出来て本当に嬉しいです!
090504144951 CDにサインもいただきました。
一人一人に心のこもった握手をしてくださって
ますますファンになってしまいました。
また聴く機会がありますように…

PS
大泉洋ちゃんご結婚おめでとうございます!
喜びが重なって嬉しさも倍増しましたヽ(´▽`)/

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